1瞬1瞬、運を開く

少し前に、もう夏が始まったのかよ!とびっくりしていたら、さらにはもう9月かよ!と、とまどいを隠せない今日このごろです。毎日、毎週、毎月があっという間に過ぎて、1年という単位も昔よりずっと短く感じられますね。

私の最近の仕事のテーマは「開運」です。実は小さい頃から生きにくさを感じたり、振り返ると認知のゆがみも激しかったのかなと思う経験がいっぱいあります。そして自分はすごーく運が悪いと感じていたこともあり、この分野はライフテーマともいえるかもしれません。


そこで幼少期から、占いとかおまじないとか仏教とかスピリチュアルとか行動心理学、脳科学など、いろいろ研究しながら、少しでも運が開けるようにと実践してきました。そしてその趣向を発信してきたことで、ありがたいことに仕事でこれらの専門家の方に話が聞ける機会も増えてきました。

取材活動や、自分自身の経験からして、やはり運を動かすには現実的な1瞬1瞬の思考・行動の積み重ねが大事だと感じています。1瞬1瞬の積み重ね、というのはほんとに現実的で些細なこと。たとえば部屋の汚れが気になったときに「3分掃除してみよう」とやってみるだけでも気持ちがまず変わります。その後の行動も変わるので、当然結果も変わってきます。部屋をきれいにしたくても「3分掃除したからといって大して変わらない」と思わず、「やらないよりはきれいになる」ととらえて続ければ、毎日どんどんきれいになっていきます(私もいまこのプロセスにいます)。

もちろん「疲れているから今日は掃除しないで休もう」という選択肢も、休養することでエネルギーを得られるという結果につながるのでよいと思います。

大切なのは、「本当は今きれいにしたい」「本当は今休みたい」といった今の自分の本当の気持ちに忠実であることなのかなと思います。

私たちは社会生活の中で日々「〜しなくては」「〜であるべき」という考えにとらわれがちなので、自分の気持ちはないがしろにしがちですが、本当は大切にしたい。

誰かが「トイレを我慢するのもよくない」と言っているのを聞いたことがあります。たとえば外出先で、一緒にいる友達に気を使ってトイレを我慢することだって、自分の気持ちをないがしろにすることなんですよね。そういうときは、気軽に「トイレ行ってくるね!」というと、案外友達も「私も行きたかった」と言い出したり、全然気にしてなかったりするので、やっぱり正直に言うべきなのだと思ったりします。

「本当は〜したい」という自分の気持ちを邪魔するものに、怠惰=楽といった刷り込みもあり、これは社会のしくみ上にできたものだと感じています。人が怠惰になると、得をするのは誰なのでしょうか。そこをスルーして、刷り込みの流れにのって、本当はしたくもないのに頭で楽になろうと考えて怠惰な道を選ぶと、かえって疲れたり健康を害することも多いと感じています。

もうひとつ、「本当は〜したい」という気持ちの壁となるのには、行動による失敗=悪という刷り込みもあるのかなと思います。本当は「失敗」というものはなく、そこから得られるものが次につながるヒントが現れる「過程」なので、やりたいことがあればやったほうがいいとも感じます。

未来は常に、この瞬間の選択の繰り返しで決まるので、いつでも今の自分に気持ちを大切にしたいですよね。ちょっと気持ちとずれたことをしてしまっても、そこで終わりだと諦めてしまわずに、次の1瞬でまた自分が思う未来に向かう選択肢から、道を選んでいくことが大事かなと感じます。

継続は力なりで、私も今はそこそこ運がいいほうだと感じられるようになりました。ちなみに運がいいとは「お金持ちになる」とか「みんなから憧れられる」とか「悪いことが全然起こらなくなる」とかではなく、「自分らしく楽しく生きる」「何が起こってもわりと揺るがない」「必要な出来事や出会いが訪れる」ということだと定義していて、この部分にはだいぶ自信がついてきました。

このスピーディーな時代、ほんとうに1瞬1瞬で次が決まっていくので、自分の気持ちを大切に。1瞬1瞬、膨大にある選択肢を、できるだけ自分の本当の気持ちから選んでいきたいなーと感じています。